『新たな生命の誕生』
赤ちゃんとして 人生が始まった
それと同時にゲームが始まる
どんなゲームだろう
親からも
この肉体が自分だという目で見られ
肉体に名前もつけてもらって
太郎君 翔太君
香織ちゃん 佳美ちゃん
いろんな名前の友達もいて
肉体を とっても可愛がってもらって
肉体が小さいから 可愛いなんてね
肉体の数だけ 他人がいるかのように
時間という幻想の中で
先に生まれただけで
親とか 先生とか
先輩とか 名前が付いている
いつしか自分も
この肉体が自分だと思い込み
名前を呼ばれたら自分のことだと思って
この身体が自分だと錯覚する
目にうつる すべての人達は
他人だと思ってしまう
お金がなければ 生活できないと教えられ
タイム イズ マネー なんて
気違いじみたことまでも教えられ
あなたのためだから といいながら
誰もが好き勝手なことをしているし
自分が何をしているのかさえ理解しない
そんな中で 真っ直ぐ育つ人はいない
普通は誰もが
疑問だらけになり 精神病になる
社会が悪いとか親が悪いとか
適当な言いがかりをつけて
ごまかしていれば
精神病にもならず 適当な友達もいて
幸せという一時的な
幻想に浸ることもできるのかもしれない
悲しいこともある
でもでも 楽しいことも多い
しかし その沢山の楽しさも
必ず期限があり
永遠に続くものではない
そんな中
やっぱり疑問は多く 矛盾も多く
そんな疑問に
正面から取り組もうとすると
周りの人にも おかしい目で見られ
それって 宗教みたい
なんて言われたりもする
それがすごく怖いので
冷静になる前に ヘラヘラして
他人に見られる自分を演じてしまう
そうこうしているうちに
あっという間に
30歳になり40歳になり
あっという間に老人と呼ばれる
そんな中で後悔しない人生という
生き方を求めて 多くを学び
時には 行動こそ大事だとか言って
自分自身をさらに誤魔化す
それではゲームは終わらない
終わらないどころか 寿命が尽きて
人生が終わって また 生まれて出てきて
また 同じようなゲームを繰り返すだけね
始まったゲームに終止符を打つには
自分は肉体なんかではないということを
実感すること
肉体の中に自分が納まっているという
錯覚を解いてみる
自分は自由であるという実感をすること
神様はいない それも ある意味 正解だよ
神様は この世にもあの世にも
実在なんかしていないさ
神様は そんな安っぽいものではないよ
完全なんだから
そんな神様に すべてを与えられて
創造してもらったんだよね
自分は神様に創造してもらった姿の
ままなんだと自覚できたら
ゲームは終了
神の子だったんだという目覚めは
すべての疑問も不自由さも
孤独も恐れも悩みも
全部なくなる
目にうつるものすべては 自分の創造物
過去の産物 だから 全部自分の責任で
知覚を変えて修正してもらえる
過去は変えられないなんて ウソだね
終わりのあるもの全ては全部自分で作ったもの
終わりのない永遠は 全部神様が作ったもの
生まれ変わるから永遠なんかじゃない
生まれ変わらないから永遠なんだ
マスターベーションやセックスは気持ちいい
でも本当の愛
終わりのない自由の気持ちよさというは
まっく次元のことなるもの
神様が創造したものは すべて
永遠の喜び以外ない
それは とんでもないエクスタシー
あなたは神様のすべて
だから 神様の愛は全てあなたのもの
目にうつる人々は 他人なんかじゃない
みんな あなた
あなたの中に
すべての生きとしいける生命体が含まれている
だから特別性とかステイタスなんて
滑稽すぎて やはり喜劇
そして あなたは永遠そのもの
喜びそのもの 愛そのもの
安心していいよ
ゲーム終了は約束されている
実際には とっくの昔に終了している
絶対に約束を守る方が
約束してくれているからね
救済という約束は必ず果たされる
だから喜んでいい
実現するから喜ぶのか?
いいや 喜ぶから 実現するのね
全ては あなたの 赦しから始まり
赦すことすらなかったんだという事に帰結する
分離の細分化ゲームは すでに終わっている
神の子は 永遠の愛なのだから